ダイヤルMを廻せ!DIAL M FOR MURDER 1954年作品
おなじみヒチコックの代表作品もありますダイヤルMを廻せ!。
この作品のマーゴ役にヒチコックは貞淑なイメージの内側に燃えるような官能性と情熱を秘めた女優を求めていました、それがグレース・ケリーだったのです。

■監督 アルフレッド・ヒッチコック
■脚本 フレデリック・ノット
■出演者 グレース・ケリー
■レイ・ミランド
■音楽 ディミトリ・ティオムキン
■撮影 ロバート・バークス
■編集 ルーディ・ファー
■公開 1954年5月29日 ・日本公開1954年10月27日
『ストーリ』
ロンドンの住宅地にあるアパート。その1階に部屋を借りているトニー(レイ・ミランド)とマーゴ(グレイス・ケリー)のウエンディス夫妻は、表面平穏な生活を送っているように見えたが、夫婦の気持ちは全く離ればなれで、マーゴはアメリカのテレビ作家マーク・ホリデイ(ロバート・カミングス)と不倫な恋におちており、それを恨むトニーは、ひそかに妻の謀殺を企てていた。
トニーはもとウィンブルドンのテニスのチャンピオンで、金持ち娘のマーゴはその名声にあこがれて彼と結婚したのだが、トニーが選手を引退してからは、彼への愛情が次第にさめていったのである。
トニーは大学時代の友人でやくざな暮らしをしているレスゲートに、巧みに持ちかけて妻の殺人を依頼した。計画は綿密で、トニーはマークと一緒に夜のパーティーに出かけてアリバイをつくり、レスゲートにアパートへしのびこませる。約束の時間にトニーはアパートへ電話をかけ、マーゴが電話に出たとき、かくれていたレスゲートが後ろから絞殺するというてはずだった。
しかし、実際には絞められたマーゴが必死にもがいて鋏でレスゲートを刺殺してしまった。トニーは、マーゴがマークとの不倫をレスゲートにゆすられていたので彼を殺したという印象を警察に与え、マーゴを罪におとし入れた。
マーゴは死刑を宣告され、処刑の前日までトニーの陰謀は発覚しそうにもなかった。だが、ひそかに調査を進めていたハバード警視は、レスゲートが使ったアパートの鍵のことから事件解決の緒口をつかみ、遂にトニーの犯罪を暴くのです。